矯正中痛みはないですか?|博多で矯正歯科なら「むらつ歯科クリニック」

矯正中痛みはないですか?

矯正は痛い?

「矯正には痛みがあるの?」と不安に思っている方も多いと思います。
実際、矯正治療中には一時的な痛みや違和感を感じることがありますが、心配しないでください。
歯が動く過程で、軽い痛みや圧迫感を感じることは自然なことです。
ただし、その痛みは通常3〜7日以内に収まり、生活に支障をきたすことはありません。
また、痛みの感じ方には個人差がありますが、治療を進めるうちに慣れていくことがほとんどです。
痛みを和らげる方法もいくつかありますので、安心して治療を受けることができます。
矯正治療の不安を少しでも解消できるよう、しっかりとサポートいたします。

歯列矯正中の痛みとは?

歯の移動による痛み

歯の移動による痛みは、矯正治療において最も一般的な症状の一つです。 矯正装置が歯にかける力によって、歯が骨の中を移動し、周囲の歯周組織に圧力がかかります。 の圧力によって、歯を支える歯槽骨や歯周靭帯に微細な変化が生じます。具体的には、歯周組織の一部が圧迫され、反対側では新しい骨が形成される過程で痛みを感じることがあります。

移動中の歯にかかる力は、歯が元の位置から少しずつ動くため、最初は歯茎や骨に違和感を覚えることが多いです。この痛みは、治療の進行とともに歯が新しい位置にしっかりと定着することで、次第に和らいでいきます。痛みの強さや期間は個人差がありますが、通常は数日から1週間程度で収まることがほとんどです。

また、この痛みは歯が動く過程で起こる正常な反応であり、治療が順調に進んでいる証拠でもあります。矯正治療が進むにつれて、歯が安定した位置に落ち着くため、痛みや不快感も徐々に軽減されます。

矯正器具が口内に当たることで起こる痛み

矯正器具が口内の粘膜や歯茎に当たることで、小さな傷や擦れができることがあります。特に、矯正治療の初期や装置の調整後にその痛みを感じることが多いです。ワイヤーやブラケット、マウスピースの端が口の内側に当たると、最初は違和感や痛みを引き起こすことがあります。この痛みは、通常、装置が口内に馴染んでいく過程で自然に軽減されますが、最初のうちは口の中が装置に慣れていないため、傷や擦れが痛みを引き起こします。

また、矯正治療中は歯が動く過程でワイヤーが緩んで外れることや、装置の調整中に外れることがあります。このような場合、早めに来院していただくことをお勧めします。放置してしまうと、外れたワイヤーが口内を傷つける恐れがありますので、なるべく早く対応することが大切です。

矯正装置を締め直した後に食事をした時の痛み

矯正治療では、定期的に矯正装置を調整(締め直し)します。装置を締め直した後、特に食事をした時に感じる痛みや不快感は、歯が動き始めた証拠です。矯正装置が歯に力を加えることで、歯周組織に微細な刺激が加わり、しばらくの間痛みや違和感を感じることがあります。この痛みは歯の移動が始まる過程で起こる自然な反応で、通常は1週間ほどで和らぐことが多いです。食事の際は特に痛みを感じやすいため、柔らかい食べ物を選んで無理なく食べることをお勧めします。痛みがひどく続くことは少ないので、あまり心配する必要はありません。

歯列矯正中の痛みのピークは?

痛みが始まるのは、矯正装置を装着してから3~6時間後くらいです。
装置をつけた翌日が最も痛みが強く感じられることが多く、ピークを過ぎると少しずつ痛みが軽減します。
1週間ほど経つと痛みはほぼ収まることがほとんどです。痛みの感じ方には個人差がありますが、矯正治療を受けたほとんどの方がこの痛みを経験します。
インビザラインがワイヤー矯正よりも痛みを感じにくい理由は、歯に均等に圧力をかけて歯を少しずつ移動させるためです。

どうしても痛みが強い方は
ご相談ください

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支障が出てしまうこともあります。
気になる痛みが続く場合は、
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ワイヤー矯正とマウスピース矯正
はどっちが痛いか?

一般的に、ワイヤー矯正のほうが痛みを感じやすいと言われています。
歯は1か月で1mm動くと言われています。これはワイヤーもマウスピースも同じです。
しかし、ワイヤーでは1mm動く力を一度にかけるのに対して、マウスピースは4回に分けてかけます。(1か月に4枚のマウスピーを使用する)
つまり一度にかける力がワイヤーの1/4程度になります。これがワイヤーよりマウスピースの方が痛みが少ない理由です。
ただし、どちらも最初の調整後は痛みを感じやすいので、どの矯正方法を選んでもある程度の痛みは避けられませんが、マウスピース矯正はその後の調整が比較的楽だという声が多いです。
痛みの感じ方には個人差があるので、治療前にしっかり相談してみてください。

歯列矯正中の
痛みを軽減する工夫

食事の工夫

矯正中は、歯に圧力がかかって痛みを感じやすいため、硬い食べ物や噛みづらいものは避け、柔らかい食事を選ぶことが大切です。
スープやヨーグルト、オムレツなどは、歯に負担をかけずに栄養を摂ることができます。
痛みが強い時期は、食事をゆっくり噛んで、無理なく食べられるものを選んでください。

痛み止めの使用

痛みが辛い時は、市販の痛み止めを使うことも一つの方法です。
矯正治療後に感じる痛みや不快感には、痛み止めが効果的です。
ただし、薬を使用する前には、用量や使用方法を確認し、処方された痛み止めを指示通りに使用するようにしてください。

口腔ケアの重要性

口内が痛むと、歯磨きがついつい疎かになりがちですが、矯正中は丁寧な口腔ケアがとても重要です。 痛みがあっても、歯茎や歯周病の予防のために、優しく磨くことを心掛けましょう。
矯正用のブラシやマウスウォッシュを使うと、歯周組織を守り、炎症を防ぐことができます。

矯正ワックスの使用

矯正装置が口内の粘膜にあたって痛みや傷を感じる場合、矯正ワックスを使用するのが効果的です。
矯正ワックスは、ブラケットやワイヤーの金属部分に貼り付けて、口の中の粘膜と直接触れないようにすることで、傷や擦れを防ぐことができます。
特に治療開始直後や装置の調整後に痛みを感じやすいので、ワックスを使って口内の刺激を和らげることができます。
ワックスは簡単に装置にぴったり貼りつけられ、取り外しも簡単なので、痛みがひどい時に使うと便利です。

歯列矯正中におすすめの食事

矯正治療中に食べられないものはありませんが、装置を調整した後の2〜3日は歯に締め付け感や痛みを感じることがあります。この時期に、食べやすく痛みを感じにくい食事を選ぶことで、矯正治療中のストレスを軽減できます。食べ物の選び方を工夫することで、より快適に過ごすことができます。

柔らかい食べ物

矯正中は硬い食べ物を避けることが大切です。
スープ、ヨーグルト、オムレツ、スムージー、マッシュポテトなどの柔らかい食事は、歯に負担をかけずに摂取できるため、痛みが強いときでも安心して食べられます。
また、これらの食事は噛む回数を減らすことができ、矯正中の不快感を軽減してくれます。
柔らかい食材を選ぶことで、矯正治療中も栄養をしっかり摂りながら快適に過ごすことができます。

細かく切った食材

野菜や肉を食べる際には、できるだけ細かく切って食べることがポイントです。
噛む力を最小限に抑えることができ、矯正装置に無理な力がかかりにくくなります。
また、食材を小さく切ることで、食べやすさも向上し、歯や装置への負担が減ります

避けるべき食べ物

矯正中は硬い食べ物(ナッツや硬いパン)や粘着性の高い食べ物(キャラメル、ガムなど)を避けることが重要です。
これらの食べ物は、矯正装置に強い負担をかけたり、装置に引っかかってしまうことがあります。また、ポップコーンなど、歯に詰まりやすい食べ物も避けるべきです。

歯列矯正中の痛み
に関するよくある質問

「歯列矯正中の痛みはいつまで続きますか?」

矯正治療中、装置の調整後や歯が動く過程で感じる痛みは、通常数日〜1週間程度で収まります。痛みの強さには個人差がありますが、時間とともに和らいでいきます。

後戻りを防ぐためにはどうすればいい?

定期的にリテーナーを使用し、舌癖や口呼吸などの悪習慣を改善することが予防につながります。また、矯正治療後も定期的な歯科医師のチェックを受けることが重要です。

「矯正の痛みを最小限に抑える方法はありますか?」

痛みを軽減するために、柔らかい食事を選ぶ、痛みがひどい場合は市販の痛み止めを使う、または矯正ワックスで装置の当たる部分をカバーすることが効果的です。

「痛くない治療法はありますか?」

矯正治療中の痛みが気になる場合、痛みを最小限に抑える治療法もあります。例えば、マウスピース矯正(インビザラインなど)は、ワイヤー矯正に比べて圧力が均等にかかるため、痛みが少なく感じやすいです。また、歯の動かし方を細かく調整できるため、痛みを軽減することができます。さらに、治療の際に細かい力をかけることで、歯を動かす際の負担を減らすことが可能です。ただし、どの治療法でも歯を動かす過程では多少の痛みや違和感が生じることがありますが、進行中の痛みが少なくなる方法を選ぶことは可能です。

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まとめ

痛みの原因と対策

歯列矯正中の痛みは、主に歯の移動や矯正装置の調整後に発生します。痛みの原因は、歯に加わる圧力や装置が口内の粘膜に当たることです。しかし、痛みは通常、数日以内に軽減します。痛みを和らげるためには、柔らかい食事を選んだり、矯正ワックスを使って装置の端を保護したりすることが有効です。また、痛み止めや冷たい飲み物での対処も助けになります。

困った時はむらつ歯科までご相談ください

矯正治療中に痛みが続く場合や、予想外の症状が現れた場合は、早めに専門家に相談することが大切です。当院では痛みの原因を正確に把握し、適切な対策を提案いたします。治療の進行を確認し、必要な調整を行うことで快適な治療を続けることができます。

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