口角が下がるのは歯並びのせい?への字口を根本から改善する方法
ふと鏡を見たときや写真に写った自分の顔を見て、「怒っているの?」「不機嫌そう」と感じたことはありませんか。口角が下がってへの字口になっていると、どうしても暗い印象を与えがちです。
口角が下がる原因は加齢や皮膚のたるみだと思われがちですが、実は歯並びや噛み合わせが大きく関係しているケースが非常に多く見られます。
本記事では、口角が下がってしまう原因や悪影響を及ぼす歯並びの種類、そしてへの字口を根本から改善するための方法について分かりやすく解説いたします。
口角が下がってしまう(への字口になる)3つの原因

口角が下がり、への字口になってしまう背景には、日常生活の癖から骨格的な問題までさまざまな要因が絡んでいます。
スマホの見過ぎや加齢による表情筋の衰え
顔には表情を作るための様々な筋肉があります。加齢によってこれらの筋肉が衰えることはもちろんですが、近年急増しているのがスマートフォンの見過ぎによる影響です。うつむいた姿勢で長時間無表情のまま画面を見続けると、口周りの筋肉が使われなくなり、重力に負けて口角が下がりやすくなります。
お口周りの筋肉に負担をかけてしまう悪い歯並び
歯並びが悪いと、口を閉じるために通常よりも強い力が必要になります。無意識のうちに口周りの筋肉へ不自然な負担をかけ続けてしまうため、筋肉の緊張やバランスの崩れを引き起こし、結果として口角が下へ引っ張られてしまいます。
口呼吸や片側だけで噛むなどの日常的な癖
日常の何気ない癖も口角を下げる大きな原因です。口呼吸が癖になっていると、常にお口が半開きになり口周りの筋肉が緩んでしまいます。また、食事の際に片側だけで噛む癖があると、顔の筋肉が左右非対称に発達し、片方の口角だけが下がるといった歪みに繋がります。
口角を下げる原因になりやすい歯並びの種類
具体的にどのような歯並びがへの字口を引き起こしやすいのか、代表的な3つの例をご紹介します。
無理に唇を閉じることで口角が押し下がる「出っ歯」
前歯が前に出ている出っ歯の場合、リラックスした状態では自然に唇が閉じません。そのため、無理やり唇を引っ張って口を閉じようとする力が働き、あごに梅干しのようなシワができると同時に、口角が下方向へ強く押し下げられてへの字口になってしまいます。
下あごが突き出てへの字口になりやすい「受け口」
下の歯が上の歯よりも前に出ている受け口は、骨格的に下あごが前方に突き出ている状態です。この骨格の構造上、下唇が上唇よりも前に出やすくなり、自然と口角が下がったようなへの字のラインが形成されてしまいます。
噛み合わせのズレで左右の口角の高さが歪む「叢生(ガタガタの歯)」
歯が重なり合って生えているガタガタの歯並びは、上下の歯が正しく噛み合いません。噛みやすい場所を探してあごをずらして噛む癖がつきやすく、お口周りの筋肉の使われ方に左右差が生じます。その結果、左右の口角の高さが異なり、片側だけが下がって歪んだ不機嫌な印象を与えてしまいます。
自宅でできる口角を上げるためのトレーニング

表情筋の衰えや日常の癖が原因である場合、ご自宅での毎日のトレーニングで改善が見込めるケースがあります。
お口周りの筋肉を鍛える表情筋エクササイズ
口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」と発声する動きや、口角を意識してギュッと引き上げる笑顔の練習など、お口周りの筋肉である口輪筋を鍛えるエクササイズが効果的です。毎日鏡を見ながら、左右バランス良く筋肉を動かすことを意識してみてください。
舌を上あごにピタッとつける正しい位置の習慣づけ
普段リラックスしているとき、舌の先端がどこにあるか確認してみてください。正しい舌の位置は、上あごの裏側にピタッと軽く触れている状態です。舌が下あごに落ちていると口周りの筋肉が緩み、口角が下がる原因となります。舌を正しい位置に引き上げる習慣をつけるだけで、お口周りが引き締まりやすくなります。
歯並びが原因で下がる口角には「歯列矯正」が効果的

ご自宅でのトレーニングを頑張っても口角が上がらない場合、根本的な原因が歯並びにある可能性が高いです。その場合は歯列矯正が非常に有効な解決策となります。
歯並びが整うことで唇を自然に閉じられるようになる
歯列矯正によって出っ歯などを改善し前歯が正しい位置に収まると、無理な力を入れなくても自然に唇を閉じられるようになります。口周りの余計な緊張が解けるため、押し下げられていた口角が自然な位置に戻り、ふとした表情も穏やかに見えるようになります。
正しい噛み合わせによってお口周りの筋肉が均等に使われる
ガタガタの歯並びや噛み合わせのズレが改善されると、左右の奥歯でバランス良く噛めるようになります。一部の筋肉だけが過剰に使われることがなくなるため、左右の口角の高さが綺麗に揃い、歪みのないスッキリとした口元へと変化していきます。
マッサージや美容治療と「歯列矯正」の根本的な違い

口角を上げるために、エステでのマッサージや美容外科での注射などを検討される方もいらっしゃいますが、歯科治療とはアプローチの目的が全く異なります。
筋肉や皮膚へのアプローチでは「歯並び」という土台は変わらない
マッサージや美容治療は、あくまで表面の筋肉や皮膚に対する対症療法です。一時的に口角が上がり見栄えが良くなったとしても、口角を下げる本当の原因である悪い歯並びや噛み合わせといった骨格の土台がそのままでは、時間が経てば再び元のへの字口に戻ってしまいます。
噛み合わせから整えることで一生モノの美しい口元を作る
歯列矯正は、歯やあごの骨というお顔の土台そのものを整える根本治療です。正しい噛み合わせを手に入れることは、見た目の美しさだけでなく、しっかりと噛んで食事を楽しめるという一生モノの健康と美しい笑顔に繋がります。
博多で口角や歯並びのお悩みがあるならむらつ歯科クリニックへ
口角が下がっている原因は、単純な筋肉の衰えなのか、それとも歯並びや骨格に問題があるのか、ご自身で判断するのは非常に難しいものです。
むらつ歯科クリニックでは、お口周りの筋肉の使い方や噛み合わせのバランスを総合的に診断し、表面的な対症療法ではなく、生涯にわたって美しく健康でいられる根本治療をご提案しております。
口角や歯並びのお悩みは、ぜひ博多の当院へお気軽にご相談ください。精密な検査を行い、あなたに最も適した改善方法を分かりやすくご説明いたします。